ウォール広告効果測定のススメ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは。個人用携帯は未だにガラケーのクロです。

最近、スマホアプリでウォール広告をよく見かけるようになってきました。

ウォール広告効果測定のすすめ

【ウォール広告とは】

アプリに設置されている「おすすめアプリ」とか「ポイントを貯める」のようなボタンを押すと別ウィンドウが開き、広告が一覧になってズラズラッと表示されることがあると思います。こういったウィンドウをウォールと呼び、ウォールに広告を配信する形式をウォール広告と呼んでいます。

ウォール広告には以下のような特徴があります。

・広告(または広告によるリワード)を必要としているユーザが表示操作を行った時にのみ広告を表示できるため、ユーザにストレスを感じさせない。
・広告とアプリ本体のデザインを切り離して考えることができる。
・一度に大量の広告を表示でき、ユーザに選択権を与えることができるのでクリックの質が変わる。
・メディエーションを行うことが容易。

メディエーションとは、複数のアドサーバを併用して内容と効果(成績)を比較し、表示比率を調整・制御することです。ウォール広告の場合、ボタンが押されるなどした時にどのアドサーバのウォール表示命令を呼び出すかを設定確率に応じて選べばよいだけなので、簡単に実現することができます。
アプリのサイズや安定した動作を重視して組み込むSDKは一つだけにし、リリースやアップデート時にアドサーバを選び直している、という方もいらっしゃると思いますが、この場合でもウォールはアプリ本体とデザインが切り離されているので、組み換えやすいですね。

【ウォール広告の指標】

では、どのアドサーバのウォールが一番効果が高いのかを比較するためにはどうすればよいでしょうか?

[eCPM]

広告単体の効果を測る場合はeCPMと言われる指標が使われます。
eCPMとは、1imp(または1000imp)あたり、どれくらいの報酬が期待できるか?を表した数字で、例えば成果報酬型の広告の場合、以下のようにして計算できます。
成果1件あたりの報酬額×CVR(コンバージョン率)×CTR(クリック率)
たとえば、成果1件あたりの報酬額が200円、CVRが5%、CTRが2%の広告ですと
 200×0.05×0.02=0.2
で、eCPMは0.2円となります。「この広告を1000回表示すると200円の報酬が期待できる」ということが分かります。

純広告など、あらかじめメディアが広告を選ぶことができる場合はこのeCPMが役立つのですが、ADネットワークのメディアとしてアドサーバを選ぶ場合は少し不便です。
「過去の実績を見てeCPMが高い広告がたくさんあれば、それは効果の高いアドサーバと考える」こともできるでしょうが、impの計測ルールはアドサーバごとに違ううえ、ウォール内の広告数も違うので、アドサーバ同士の比較をしようとすると、いまいち使いにくい数字になります。

[eCPM以外の指標]

では、あるアドサーバに何回広告スペースを貸すと幾らの報酬を期待できるか?と考えてみるとどうでしょうか?この場合、実績を元に、以下の式で計算することができます。
期間内の報酬額÷同期間内の広告スペースの貸し出し回数
たとえば、あるアドサーバの1週間の報酬総額が5千円、広告スペースの貸し出し回数が4千回だとすると、1回の貸し出し毎に1.25円の報酬が期待できるということが分かります。
ウォール広告の場合、「広告スペースの貸し出し=ウォール表示」なので、1回のウォール表示毎に1.25円の報酬が期待できる、と考えることができるようになります。
これだとアドサーバごとのimp計測ルールの違いや、ウォール内の表示仕様の違いなどに左右されず、ウォール表示1回あたりの期待報酬額だけで比較できますので分かりやすいですね。

【ウォール広告の効果測定】

ところがアプリ開発者がウォール表示回数を数えてモニタリングすることはけっこう敷居が高い、という場合があります。自身でサーバを用意して、計測のための通信をSDKがアドサーバと行う通信とは別に行い、かつ集計しなければならないためです。

そこで幾つかのアドサーバでは、このウォールの表示回数をclick等の数字と並べてレポーティングする、ということを行っています。ウォール表示回数の数え方に若干の違いはあるかもしれませんが、アプリ開発者が自らデータを集めて集計する必要がないので便利ですね。
ここまでメディエーションのための判断基準という形でばかり話を進めてしまいましたが、このウォール表示回数という数字はそのまま「何回ウォールが開かれているのか?」を知る用途にも利用できますので、ウォール表示のためのボタンの位置やデザインの改善の必要性等を検討することにも活用できると思います。
注目してよい数字かなと思います。

実際にアドサーバを選ぶ際は、単純な期待報酬額の比較だけでなくアドサーバごとに扱っている広告の種類の違いとその内容を見ることが大事だと思いますが、ウォール表示回数から見えるデータにも注目してみてください。




広告システムについてのお問い合わせやご相談、パッケージ製品の詳細はこちらからどうぞ。
http://admage.jp/
アプリ計測SDK admage for Appのお問い合わせ・詳細はこちら。
http://apptizer.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*